夏の爽やかヘアカラー|美容室業界の最新トレンド
2024/05/23
夏になると、何となく爽やかなヘアカラーがしたいという気分になりませんか?美容業界でも今春夏は透明感と抜け感のある色が注目されています。季節感を取り入れた涼しげなヘアスタイルと、夏らしい明るい色味や透明感のあるカラーが特にトレンドとなっている様です。最新技術を駆使したカラーリングで、夏の日差しに映える美しい髪色を手に入れてみませんか?
目次
ピンク系
フェミニンで柔らかな印象になりやすいピンク系ですが、可愛らしくも大人っぽくもなりやすい色味。特にこの春はピンクベージュやピンクブラウンなど、ブリーチは無しでツヤ感たっぷりなカラーを希望される方が多い印象です。ピンク系はやや退色が早いので、何度か繰り返し染めていく事で徐々に明るさや色味がキープされやすく変化していく傾向があります。1度と言わず2度、3度重ねていく事で、より理想のピンクに近づきます。今春は是非ピンク系に挑戦してみても良いかもしれませんね。また、イヤリングカラーやフェイスラインカラー、インナーカラーなどのポイント系もピンクは人気です。こちらは明暗をしっかりと付けた方が映える為、ポイントブリーチは必須ですが、部分的なら抵抗無し!という方も多く、挑戦する方が増えています。ヘアオイルやミストなどの毛髪補修トリートメントでツヤや潤いを与え、退色も遅くしていく効果が期待できるものを使用する事で、より長くピンクを楽しむことができます。
ベージュ系
ベージュ系は赤味の無い黄色で、特に透ける様な質感と柔らかさが特徴的な色味です。また、他の色との相性も抜群なので、いろいろなお洋服との組み合わせも広がります。明るい髪色はもちろん、ブリーチ無しで染めるベージュでも赤味をしっかりと押さえるので、清潔感の出やすい髪色です。他の色との組み合わせで、ハイトーンカラーですが、ミルクティベージュやグレージュ、また、あたたかみのあるブラウンベージュなどの色味も楽しめます。ハイトーンカラーの場合はブリーチが必須になってくるので、こまめなホームケアがとにかくキレイな髪を持続するカギとなります。インバストリートメント、アウトバストリートメントや週に1度程度の集中ケアも欠かさずに行ってくださいね。
オリーブ系・アッシュ系
オリーブカラーはくすんだ緑系のカラー、アッシュカラーはくすんだ青みを入れたカラーで、秋冬も人気の色でもありますが、透明感と独特のくすみ感が今年の春夏も継続して人気の理由です。オリーブ系は特に日本人に多く見られる赤系メラニンの色を消してくれる役割が強いので、手軽に透明感を作りやすい優秀カラー。また、アッシュ系カラーは、ダークトーンでも抜け感がでやすく、お仕事や学校上あまり明るい髪はできない、という方にもおすすめの色味になります。少し明るめのアッシュブラウンや柔らかい印象のアッシュベージュも落ち着いた印象を作りやすいカラーです。また、アッシュブラックは一見黒髪ですが、光の加減でほんのり柔らかい黒が出せるニュアンスカラー。黒の何となく重たいイメージが少し柔らかく、軽くなります。
忘れてはいけないブラウン系
ブラウン系はシーズン、年代問わず人気の色味ですが、上記の色味であるピンクブラウンやブラウンベージュ、アッシュブラウンにオリーブブラウンと、どの色味にもプラスして変化を楽しめる色味として人気です。ブリーチ無しの色味でも暗く見え過ぎず、落ち着いた中に華やかさがつくりやすい色となります。また、ほんのりオレンジを足すオレンジブラウンなどは、アイメイクの発色とも相性が良く、そして日本人の肌色との相性も良い為、少し明るく見せたい方にもハードルは低く気軽にお試しできる為おすすめです。どんなカラーが似合うかわからない、という方はまず万能選手のブラウンベース+他の色という風に考えてみると挑戦しやすく、失敗もないかもしれません。
まとめ
以上、2024年のトレンドカラーを少しだけ説明させて頂きました。今までヘアカラー未経験の方も、数々のカラーを体験してきた、という方もこの夏は是非トレンドカラーを取り入れつつ新しい自分を発見してみてくださいね。もちろん、美容室でのカウンセリングでしっかりと希望を伝え、どのようになりたいかを一緒に模索していく作業はとても重要です。どの様に伝えて良いかわからないな、と諦めてしまわずに、思う事を思う言葉で伝えてみてください。きっと親身になって相談に乗ってくれるハズです。もちろん、一回でその髪色になるか、ブリーチは必要か、ノンブリーチでできるのか、白髪があっても大丈夫なものなのか、職場や学校で支障は無いかなどなど、写真や画像を見ただけでは判断のつかなかった事を丁寧に説明し実践してくれるハズです!美容室でのヘアカラーは何色にも渡って色を混ぜたり、根元と毛先の方とで薬剤を変えたり、薬剤放置の時間を調節したり、ホームカラーではなかなか出来ないやり方でカラーを行っていく事が殆ど。薬剤の強さも違えば、発色なのか、明度なのか、はたまた白髪ケアなのか、ダメージを気にしているのか、などその時に重視するポイントも変わってくる為、それを正確に理解して作業を行っていく事が美容室で行うカラーの強みでもあります。美容室に来るときは、自分の理想をきちんと伝えて、そして現状がどうなのか、どうなっていきたいかなど、細かく打ち合わせをした上で、美容師と協力して素敵なヘアスタイルを作り上げましょう。